ライト兄弟
ライト「弟よ、まだ起きているか?弟よ」
レフト「なんだい?兄さん。ちょうどあと5分で夢の世界へフライトするところだったさ」
ライト「それはよかった…少し私の悩みを聞いてくれないか?」
レフト「兄さん、またかい?僕の意識はもう夢の滑走路に入っていたんだけどな」
ライト「すまない。ただ、どうしても考えがまとまらないことがあってね」
レフト「手短に頼むよ。僕の眠気も今にも離陸しそうだから」
ライト「助かる。まとまらない考えというのは、『言葉で何かを伝えるときに、本当に大切なことは何か?』という問いだ」
レフト「……ほう」
ライト「僕たちは日々、言葉を使っている。文章を書き、話をし、考えを伝える。だけど、ときどき思うんだ。僕の言葉は本当に相手に届いているのか?と」
レフト「ふむ、なるほどね」
ライト「言葉を尽くして説明しても、相手がまるで理解していないように感じることがある。僕の伝え方が悪いのか、それとも相手の受け取り方の問題なのか……」
レフト「兄さん、その話、ちょうど先週に僕も考えていたことに通じるよ」
ライト「ほう?」
レフト「たとえば、飛行機を思い浮かべてみてくれ」
ライト「飛行機?」
レフト「そう。言葉は飛行機のようなものだ。発した言葉は、自分の口から飛び立ち、あるいは文章として自分の手を離れ、相手の心に着陸しなければならない」
ライト「そうだね、たしかに飛行機に似ているとも言える」
レフト「でも、どんなに優れた飛行機でも、飛ばす環境が悪ければ墜落してしまう。悪天候の中で無理に飛ばせば、届くどころか混乱を招く。そういうこと、あるだろう?」
ライト「ああ、あるね」
レフト「だからこそ、言葉を届けるには、『相手の空を読むこと』が大切なんだよ」
ライト「相手の空を、読む……?」
レフト「そう。相手が今どんな気持ちなのか、どんな言葉なら届くのか、どのタイミングで伝えるべきなのか。それを考えずに言葉を飛ばしても、向かい風に押し戻されてしまう」
ライト「……なるほど。だが、少し待ってくれ」
レフト「ん?」
ライト「その理屈だと、結局、言葉を発する側が”常に気を遣わねばならない”ということにならないか?」
レフト「まあ、そうなるね」
ライト「しかし、それでは言葉の本来の力が弱くなってしまう。”相手がどう受け取るか”を気にしすぎるあまり、言葉が遠慮がちになり、肝心なことを伝えられなくなる可能性もあるだろう?」
レフト「兄さん、それは違うよ」
ライト「……違う?」
レフト「言葉の力が弱くなるんじゃない。むしろ、相手を意識することで、言葉の力は強まるんだ」
ライト「どういうことだ?」
レフト「飛行機の話を続けよう。確かに、相手の空を読まなければならない。けれど、それは“風に流される”のとは違う。適切な角度とタイミングで言葉を送り出せば、向かい風を利用してより遠くへ飛ばすこともできるんだよ」
ライト「ふむ…」
レフト「つまり、”相手を気にする”ことと”言いたいことを言わない”ことは別物ってことさ。ちゃんと相手に届くように言葉を調整することで、むしろ強く伝わるんだ」
ライト「なるほど……相手を気遣うことが、かえって言葉の力を増すことにつながるのか」
レフト「そういうこと。言葉の本当の力は、ただ叫ぶことじゃなくて、相手に響かせることなんだよ」
ライト「……弟よ、君のおかげでわずかに霧が晴れた気がするよ」
レフト「それはよかった。じゃあ、僕はそろそろ夢の世界へフライトさせていただくよ」
ライト「待ってくれ、もうひとつだけ考えごとが私にはあるのだ」
レフト「やだね、もう眠いよ」
ライト「いや、もう少しだけ!」
レフト「兄さん、僕は今にも夢のゲートが閉まりそうなんだよ」
ライト「あと3分だけ!」
レフト「3分あったら僕は雲の上に到達しているね」
ライト「短く話すから!」
レフト「いや、兄さん、短く話せるなら最初からそうしてくれたまえよ……」
ライト「頼む弟よ」
レフト「無理!兄さんはもうネロ!!」
ライト「パトラッシュ!!」
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